関数を作る

$f(x) = ...$


今までは、どんな処理もぜーんぶ main 関数の中に書いてきた。

しかも、その中の処理の一環で、他の人が作った関数を呼び出したりもしてた。std::cout << とかは関数だよ?

今度は、我々が関数を作る番だ。

関数の一つや二つ、パパっと作れるようになろう。

プログラミングでの関数には、

  1. ただ処理を分けるだけ
  2. 計算処理を体系的にまとめる

の二通りがあるんだけど、このページでは 1 をやって、次のページからは 2 を掘り下げていくよ。

1 にあたる関数の文法はこう。

void 名前 ()
{
0個以上の文
}

実際に定義するとこんな感じ。

void gather_friends() {
  std::cout << "サッカーしようぜ\n";
}
// ↑ と ↓ の順序は逆でも OK
void treat_as_ball() {
  std::cout << "お前ボールな\n";
}

int main() {
  gather_friends();
  treat_as_ball();
}

この void (ボイド、日本語にすると虚無) は型の一種なんだけど、ここに型を書いている理由は 戻り値とreturn でやるよ。