if

もしも〜♪(ヴェッ)君が〜♪(ヴッ)一人なら〜♪(ヴェッヴェッ)


それでは if 文を学ぼう。

これは特殊な文で、bool 型の値を使って 分岐する処理 が書ける。

bool が C++ で二番目に活躍するぞ。

文法はこう。

後に文を続けて書くけど、これはもっぱら複文にする。

if ( 真偽値の式 ) 式が true のときに実行する文

比較演算子と組み合わせれば、条件を満たす時にする処理 が書ける。

int value;

std::cin >> value;

if (0 < value) {
  // value が 0 より大きい時だけ実行される
  std::cout << "0 よりおっきい";
}

if (value < 0) {
  // value が 0 より小さい時だけ実行される
  std::cout << "0 よりちっちゃい";
}

// value が 0 ぴったりのときは何も起きない

条件を満たさないときは、そのまま文が飛ばされて下に流れる。

if の波括弧の 始まりを書いたら、すぐに終わりも書く ように心がけよう。

更に、基礎でも書いたように インデントして 波括弧が どのくらい入れ子になっているか見やすいように すべし。

他人や未来の自分がコードを見るときに非常に見づらいから。

もちろん if の中にも if を書ける。

int value;

std::cin >> value;

if (0 <= value) {
  if (value <= 10) {
    // value が 0 以上で 10 以下のときだけ実行される
  }

  // value が 0 以上であれば実行される

  if (value < 0) {
    // ここが実行されることはありえない
  }
}

いろいろ組み合わせて試してみようぜ。