引数

いんすう派は賢いな


関数を作ったとはいえ、ずっと同じ処理をするだけの関数 じゃいろいろ不便。でしょ?

そこで、引数 (ひきすう) というものを作って、この呼び出すと同時に値を渡してもらえる。

この引数リストは、関数の文法で、

void 名前 ( 引数リスト )

{

0個以上の文

}

この 丸括弧の中, で区切って変数のように書く。

例えば、こんな感じになる。

#include <iostream>

// 数を出力する
void print_number(int number) {
  std::cout << "Number: " << number << "\n";
}

// 2 つの数の合計が正の数ならそれを出力する
void print_sum_if_positive(int alpha, int beta) {
  int sum = alpha + beta;
  if (0 < sum) {
    print_number(sum);
  }
}

int main() {
  // 数値を変えて遊んでみよう
  print_number(63);
  print_number(-43);
  print_sum_if_positive(63, -43); // 複数の値は , で区切って渡す
}

関数が受け取る予定の、名前を付けた引数は 仮引数 という。

対して、関数に渡す実際の値は 実引数 という。

まぁ、あんまり使わない用語だけれどね。